各種高周波製品ならアスニクス株式会社

 

045-470-6515

平日 : 9:00~18:00 ※土日祝除く

【3分でわかる!】自動運転自動車とは

HOME > 技術情報 > 【3分でわかる!】自動運転自動車とは
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
目次
  1. 自動運転自動車とは
  2. 自動運転自動車の歴史と背景
  3. 自動運転の6つのレベル
  4. 今後の展望と課題

1. 自動運転自動車とは

自動運転自動車(Autonomous Vehicle)は、ドライバーの介入なしに周囲の環境を認識し、走行を判断し、目的地まで自ら運転する自動車です。この技術は、米国自動車工学会(SAE)ではAutomated Vehicleとも呼ばれ、二つの異なる言葉を使い分けています。「Autonomous」は人間のような運転を強調し、「Automated」は機械的な運転の自動化を意味します。


2. 自動運転自動車の歴史と背景

自動運転の概念は1960年代にベンツを中心に提案され、1970年代後半から研究が始まりました。当初は試験場内で障害物のない条件で中央線や車線を越えないレベルでしたが、1990年代にはコンピュータ技術が進化し、障害物回避など本格的な自動運転研究がスタートしました。

2010年代に入ると、ディープラーニングを活用した自動運転技術が急速に進歩し、一部の商用車にも導入され始めました。IEEEの報告書によると、2040年には全世界の車両の約75%が自動運転に切り替わる可能性があると示されています。自動運転技術は、私たちの生活においてますます必要不可欠な存在になるに間違いないと思われます。


3. 自動運転の6つのレベル

自動車技術学会(SAE)は、以下の6つのレベルに自動運転技術の進展を分類しています。

自動運転レベル6段階.jpg

現在日本の多くの市販車はレベル2の機能を搭載しており、レベル3や4の技術も徐々に浸透している段階まで進んできております。2024年11月、アメリカで無人自動車開発のWaymo(ウェイモ)が、ロサンゼルスで完全無人「ロボタクシー」の本格的な運行を開始して話題になっていました。このニュースで賛否両論がありましたが、ウェイモ社は人間のドライバーにチップを支払う必要性もなく、人間のドライバーよりもロボタクシーが安全だと主張していました。日本では完全自動運転レベル5を搭載した自動車はまだ正式に運用されていませんが、人口減、労働者不足の問題解決のためにも近々登場するのではないかと思われます。

4. 今後の展望と課題

完全自動運転技術(レベル5)の実現には、依然として解決すべき課題が多くありますが、今後の進展により、私たちの移動方法や生活に大きな変革をもたらすと期待されています。

当社では自動運転技術を支えるための車載用アンテナやGNSS、モジュールなどの電子部品を多数取り扱っています。
詳細については、製品ページをご覧ください。

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

各種お問い合わせ

サンプル請求・お問い合わせ

お電話でのお問い合わせはこちら

045-470-6515

Copyright Asnics Co.,Ltd. All right reserved.